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BALANCE FLOWER SHOP

加工品vol.2

加工品には色を着けたもの、塗装、吸い上げ等が
あるが逆に晒した物もある漂白剤で色素を抜いてしまった物
代表的な植物ではミツマタがある。
これは、着色に比べると、まだ植物の個性を生かした
加工と言えるように思う。

花屋さんに並ぶ切り花も花屋さんに並ぶために
作為的に作られた物になるのでこれを
加工品ととらえるかは、また難しい。

ナチュラルなアレンジ(極めて加工が少ない)
自然に生えてる姿に近いアレンジが人気があったりするが
究極は路地に生きている植物のみを集めたものだと
と思う。
# by balance045 | 2006-12-14 22:15

加工品

個人的には花そのものを加工したものは嫌いである。

花に色水を吸わして色を付けたり、
花や枝その物を塗装して色を付けたりした加工品である。
この季節になると白塗りの枝物は定番になり、
正月用には金銀などの塗り物が市場に出まわる。
全く使用しないことはないけど好きになれない。

先日の市場では、かすみ草の銀塗りがセリに出た。
黒塗りも出てきた...........
ただの塊でかすみ草の良さなど無視されているように
感じるが.............

最近では薔薇に金粉や銀粉がかかっている物もあれば
レインボー色の薔薇まである。
レインボー薔薇の驚く所は花びらを
一枚づつ取って行くと見事に色分けされているらしい。
これは凄い技術。
薔薇の事を良く熟知していないと出来ない技だ。

しかしそこまでしなくとも、十分いろんな品種があり
その花の個性があると思う。
その花、その葉、その枝、植物の個性(色、形、質感)を工夫して
活けてあげるだけで十分花の良さは引き出す事が
出来るはずだが...........
これを異素材として扱うか、植物として扱うかで
アレンジの仕方が変わってくるように思う。
# by balance045 | 2006-12-13 22:24 | 花屋 横浜

かわいい

花屋で働き始める前『かわいい』という言葉を使う事に
抵抗があった。
男のくせに.........みたいな,,,,,,,,,

花屋で働くと日常茶飯事にかわいいという言葉を
多様する。
かわいい花束、かわいい薔薇、かわいい色合い
など、
小さい物や、淡い色合いの花に対して使用する事が
多いようだ。
今や自分も何の抵抗もなくこの言葉を使用している。

今日来店してくださったお客さんが、淡いピンク色の薔薇を
指してこの薔薇を使ってアレンジをして下さいとの
ご注文だったので
『じゃぁかわいい感じのアレンジですね!』
とこちらが言ったら、
かわいい?ってどういう風になるのかしら?と...........
具体的に花を採り上げてみて、こんな具合です。と
説明したが、じゃお勧めでお任せするわ。と言ってくれた。
30分後にお届けにあがったら
玄関先でお客さんが一言。
『かわいい!』

気に入ってもらえたようだ。
# by balance045 | 2006-12-09 19:14 | 花屋 横浜